食療法で再発も副作用もぴったり止んだ!

食事療法

放射線化学療法の副作用に苦しんでいた9歳少年

九州に住むE君は、5歳の時、脳腫瘍のグリオーマ(膠質腫)の髄芽細胞腫という病気開頭手術を受けました。そもそも、小児脳腫瘍は天幕下正中線に好発すること、また境界不鮮明なグリオーマが多いことなどのために、完全に取り去る手術が困難なため、脳外科が発達した今日でも、予後、治療後の生存)は、なお不良とされています。

E君も、手術はしたものの7歳(小学校1年生)で再発し、放射線療法や化学療法(いちばん強力で、副作用も強いとされたシスプラチンやMOPP療法)を受け、嘔吐、皮下出血、脱毛、感染、極度の貧血………と大変な苦しみを味わいました。

それでも、しつこい腫瘍が治らず、放射線照射の予定量もオーバーし、それ以上かけると危険な状態であるのに、照射が続けられるので、「こんなに頭に放射線を当てると、どうなるのですか」と母親が医師に聞いたところ、なんと、その医師は、「知的障が起こる可能性が大きいです」なのでついに決別を決意されたのです。

当時、小学校2年生だったE君を連れて御両親は車でわたしのクリニックまで会いにこられました。一通りの診察をすませ、これまでの食生活の内容を聞いたところ、肉食が大好きで、牛乳は水やお茶がわりに、のどが渇いた時は朝な夕なにいつでも飲む、という生活であることを聞きました。そうした極端な欧米食過剰こそ、血液を汚し、病気の原因であることを説明し、玄米・菜食に魚介類の食事をし、それにニンジン・リンゴのジュースを毎日コップ2杯は最低飲むように指導しました。「こうした自然療法をはじめて3年間は、帯状ほう疹が頻発したり、種々の感染症を起こしたりして貧血の改善も思わしくなく、つらい時期を送りましたが、7歳の今日、元気に高校に登校されているとのことです。

ただ、今でも髪の毛は薄く、2年近く前の放射線療法のすさまじさの名残りをとどめているそうです。とはいえ、問題の悪性の脳腫瘍はほとんどの例で再発が多いのに、大変元気でいられることに、親子ともども満足されているとのことです。